病院との違い

薬局関連で働く薬剤師のことを、薬局薬剤師と呼ぶことがありますが、それに対応するのが、病院で働く薬剤師のことで、この薬剤師のことを病院薬剤師と呼びます。

薬局薬剤師と病院薬剤師には、薬局関連で働くということと病院で働くということの、勤務場所という違いのほかにも、勤務場所の違いから生まれるいくつかの違いがあります。

勤務場所の違いということで一番端的に現れるのが、広さです。

病院は比較的広い薬局がありますが、薬局関連で働く薬剤師は、特に薬局薬剤師は、狭い施設内で働かなくてはなりません。

働く場所が広ければよいということは一概にはいえませんが、単純に考えて、狭い場所で1日8時間以上、複数人で労働するということは、決して快適とはいえないということは予想が出来ることだと思います。

また施設にかかわって、スタッフの違いがあります。

病院には医師や看護師をはじめ、栄養士や各検査技師など、多くのスタッフがいます。

病院薬剤師も、そのようなスタッフの一人です。

一方薬局関連で働く薬剤師の周りには、薬剤師や事務員、整っている施設で栄養士や、中にはアロマセラピストがいるという場合もあります。

とはいっても、病院の方が数が圧倒的に多いです。

病院薬剤師と薬局関連で働く薬剤師の仕事の内容としてみてみると、調剤などの業務は変わらないものの、扱う薬の種類は異なります。

薬局関連の施設で扱う薬というと、主に内服や外用の薬が多く、注射薬などはほとんどありません。

ただし、劇薬を扱うことはあります。

一方で病院薬剤師の扱う薬というと、内服や外用の薬はもちろん、注射や点滴の薬が多くあります。

そのため、病院薬剤師には注射や点滴に関する知識が求められるということになるわけです。

そして、多くの医療従事者と知り合うことで、見聞が広くなる可能性もあります。

そして、もうひとつ大きな薬局関連施設の薬剤師と病院で働く薬剤師の違いというと、患者さんの違いがあります。

病院薬剤師は入院患者さんを相手にすることが多い一方、薬局薬剤師は外来で病院を訪れたり、重症ではない状態のお客さんだったりすることが多くあります。

このことは、医薬品を使う積極さに違いが現れます。

服薬も治療の一環として捉えられるようになっている現在では、病院薬剤師の対応する入院患者さんではつい受動的になりがちで、積極的な参加というのはあまり見られにくくなる傾向にあります。

一方で外来や薬の購入が目的で薬局関連施設を訪れたお客さんは、能動的に積極的に薬にかかわることになります。

そのため、治療するために薬を利用するという色合いが濃くなりやすいという傾向があります。

さらに、最大ともいえる薬局薬剤師と病院薬剤師の違いは、お金の支払いということです。

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